傷つきやすさから脱出する方法

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傷つくと鎧をまとうひきこもり

傷

ひきこもりは非常に傷つきやすいです。それがゆえに、なかなか行動を起こすことができません。勇気を振り絞って行動をおこしても結局挫折して元に戻ってしまいます。

では、なぜそんなに傷つきやすいのか?

まず、傷つきやすさの根本的な原因として、
自己肯定感の低さがあげられます。

しかし、多くの人は、ここで自己肯定感を高めることを選択せずに、
鎧で自分の弱さを隠すことを選択しまいます。

こうやって弱い自分を隠そうとするほど、弱い自分を見せ付けられる出来事を引き寄せるようになります。 その結果、耐えられなくなり、人との接点を断つことで自分を守ろうとします。

■鎧の裏には自己否定がある

ひきこもりが心を鎧で防御している裏側には、
「○○ではいけない」
という否定の思いが隠されています。

「弱く見られてはいけない」「恥をかいてはいけない」「嫌われてはいけない」
「頼りなくてはいけない」「情けないとこを見せてはいけない」

弱く見られたくないから、強く見せる鎧を着る。
嫌われたくないから、いい人に見せる鎧を着る。


しかし、それは逆効果です。

なぜなら、必死に鎧で隠そうとしても、心の奥底で、鎧の裏にある「○○ではいけない」に気づいているからです。

潜在意識に否定形は通用しません。
「弱くてはいけない!」と思えば思うほど、「弱い」」をありありとイメージしてしまいます。結果、弱い自分をイヤというほど見せ付けられるはめになります。

ちなみに、、、

よく、「親みたいになりたくない」という人がいます。
俗に言う反面教師というやつです。

実は、これも逆効果です。

嫌いな人を見て、あんな風になりたくないと念ずることで逆に似通ってきます。
「○○みたいに」の部分だけを想像して自分に強く自己暗示をかけてしまいます。


痛いところを日光にさらす

鎧をつけたまま、傷口を放置しているといつまでも治りません。いつまでも、触れると傷口が染みて痛いままです。

傷口を治すために、まず必要なのは自己肯定感です(自己肯定感については、自己肯定感を高めていくで説明)

しかし、長年鎧をつけていたため、鎧の下にある傷口は化膿しているかもしれません。では、化膿した傷口の治癒を早めるためには、何をしたらいいのか?

それは、、、

「傷口を日光にさらす」

ことです。
では、痛いところをさがし、日光に晒す方法を紹介します。


1.触れると痛みを感じる傷口をさがす

傷口を癒すためには、「○○ではいけない」「○○みたいになりたくない」といった触れると痛い部分を探し出す必要があります。

それは、他人を見ていて不快感を感じるところだったり、過去、もしくは現在の自分の嫌で拒否感のあるところだったりします。また、触れられたくない外面のコンプレックスかもしれません。

例えば、父親の情けないとこばかりみてきた人は、
「私は(父親みたいに)弱くてはいけない」

過去に人前で恥をかいてきた人は、
「私は(過去の自分のように)変に思われてはいけない」
という傷口があるかもしれません。

もちろん、これらの傷口はすぐに発見できるとは限りません。
触れられたくないがゆえに、深いところに隠しているかもしれません。
あなたにピッタリとはまった傷口を見つけるほど治癒も早くなっていきます。


2.さがした傷口を日光に晒す

さがした傷口を晒す方法は簡単です。

それは、、、

「私は○○でいい」

と自分を認めてしまうことです。

「私は弱くていい」
「私は親のようになっていい」
「私は人に恐怖感を感じていい」
「私は不安になっていい」
「私は内向的でいい」
「私は太っていていい」

恐らく、ほとんどの場合、口にだしたとたん不快感、抵抗感がおこってくるでしょう。そこでやめるのではなく、逆に不快感、抵抗感がなくなるまで繰り返し唱えてみてください。

当然、そんなこと口にすると、そうなってしまうんじゃないかという不安がでてくると思います。しかし、実際にはそんなことありません。

今まで、隠そうとして目立っていた傷口が治り、目につかなくなります。
傷口にこだわりがなくなり、どうでもよくなるため傷つきにくくなります。
他人を見て不快だと感じてた部分が気にならなくなり、良いところに目を向けることができるようになります。

こうやって鎧を脱いで、ありのままの自分でいると、逆に自信が湧き出てくるようになります。この考え方をもっと知りたい方は、「自分がイヤだ!」と思ったら読む本 がおすすめです。


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