TECHNICAL MANUAL · 営農技術ライブラリ
論文レベルの知見を、
明日の圃場で使える技術に。
農業技術検定1級〜学術論文レベルの知見を、現場でそのまま使える手順に落とし込んで解説する、営農技術の専門ライブラリです。初めて栽培に取り組む方にも分かるよう、基礎から実践まで体系的にまとめています。
- 第1部共通科目栽培基礎・土づくり・環境制御
- 第2部作物さつまいもを最重点に、普通作物の栽培技術
- 第3部野菜玉ねぎを最重点に、病害対策と貯蔵性
14 章の技術解説
東北向け新品種「ゆきふわり」
結論:東北中南部で初の多収米粉パン用品種が誕生 農研機構は、東北地方中南部での栽培に適した多収の米粉パン用新品種「ゆきふわり」を育成しました。科目: 作物生産(水稲) / 栽培区分: 慣行栽培 米粉需要は2009年の5千…
この章を読む →水稲再生二期作で1t/10a実証
科目: 作物(水稲) / 栽培区分: 共通(試験は化学肥料を用いた慣行施肥) 結論:一期作700kg+二期作300kgで合計約1t/10aを実証 農研機構と株式会社ユーアスは、福岡県豊前市の現地ほ場で、極早生品種「つきあ…
この章を読む →タマネギ大玉と多収の両立策
科目: 選択科目 野菜 / 栽培区分: 共通 タマネギ栽培では「大玉にするか、収量を取るか」が長年の悩みどころでした。農研機構は、球の大きさ(球重)が生育期間中に葉が受けた光の総量=積算受光量でほぼ決まることを明らかにし…
この章を読む →黒とう病の分生子 安定増殖法
多雨地域の露地ブドウ栽培で深刻な被害をもたらす黒とう病(Elsinoe ampelina)。抵抗性品種を育成するには、接種試験に使う分生子を安定供給する技術が欠かせないが、従来法では形成量にばらつきがあり、研究現場の悩み…
この章を読む →低アミロース米 新遺伝子を発見
科目: 作物 / 栽培区分: 共通 水稲の食味を左右するアミロース含有率は、環境要因に左右されやすく成分分析にも手間がかかる形質だった。農研機構は良食味品種「おぼろづき」の親系統「北海287号」と耐冷性中間母本「北海PL…
この章を読む →クリ新品種「美玖里」大果良食味
クリの中~晩生品種は「筑波」への生産偏重が続き、適正価格の維持が課題となっています。農研機構が育成した新品種「美玖里(みくり)」は、この谷間を埋める中晩生・大果・良食味の品種として注目されています。本記事では「美玖里」の…
この章を読む →平うね内部分施用機とは?露地野菜の施肥量30~50%削減技術
露地野菜栽培で化学肥料の使用量を減らしながら生育・収量を維持したい担当者に向けて、基肥を移植苗近傍だけに帯状施用する「平うね内部分施用機」の仕組みと導入判断のポイントを整理する。本機を使えば、1うね2条の平うね栽培におい…
この章を読む →不耕起播種大豆の基肥施用で苗立ち低下と減収が発生
大豆の不耕起播種は、麦跡作における適期播種を可能にする技術として関東地方を中心に普及が進んでいる。しかし水田転換畑では苗立ち不良が起こりやすく、これに化成肥料の基肥施用が重なると苗立ちの低下や立ち枯れが助長され、立毛数の…
この章を読む →環境保全型稲作がコウノトリ飛来を呼ぶ理由とは
科目: 共通 / 栽培区分: 共通 茨城県笠間市岩間地区の水田に国の特別天然記念物コウノトリが飛来し、餌を探す様子が確認された。これは農薬使用を抑えた農地管理やホタルが生息できる環境維持の成果とみられ、環境保全型農業が生…
この章を読む →土壌診断で肥料コスト削減、適正施肥の基本を解説
科目: common / 栽培区分: common 肥料価格が高止まりする中、無駄のない施肥設計を行うには「土壌診断に基づく適正施肥」が基本となる。本記事では、長野県の事例を手がかりに、土壌診断がなぜコスト削減につながる…
この章を読む →長ネギ栽培で化学肥料半減する新基準の狙いとは
長ネギの新基準「化学肥料半減・有機質肥料活用」が、消費者への味の差別化戦略としてどう機能するのかを押さえておくことは、今後の営農経営を考えるうえで参考になる。 科目: 野菜 / 栽培区分: 共通 宮城県のJA加美よつばね…
この章を読む →焼畑農法で赤かぶを育てる山焼きの技術と土づくりの原理
山形県鶴岡市田川地区では、伝統的な焼畑農法で在来作物「田川焼畑赤かぶ」を栽培しています。本記事では、JA鶴岡田川焼畑赤かぶ専門班が行った山焼き作業の事実をもとに、焼畑が土壌にもたらす効果と、在来品種を守るための採種管理の…
この章を読む →水稲有機栽培のチェーン除草機、電動リール式の実例と効果
科目: 選択科目 野菜ではなく水稲(普通作物) / 栽培区分: 有機栽培 水田の除草は有機水稲栽培における最大のコスト要因の一つであり、人力作業の負担軽減と抑草効果の両立が課題となる。新潟県阿賀野市笹神地区では、電動リー…
この章を読む →ハトムギ殻をペレット堆肥化、JAいなばの資源循環事例
富山県のJAいなばは、ハトムギ生産量日本一の産地として知られますが、脱穀時に発生する殻の多くが未利用のまま廃棄されてきました。2025年9月、この課題を解決するためペレット化設備を試験稼働させ、もみ殻堆肥と混合して粒状の…
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